2025年の展示室
展示期間が終わったページを1年ごとにまとめたものです。
12月の作者:今井 信広さん
年を重ねることに時間の流れが早くなるように感じます。早いもので一人展示会も3回目だと思います。
今回は、1/32スケールと1/48スケールの航空機を紹介します。
11月の作者:杉本 隆一さん
前回の掲載から新作は1/72ファントムのみですが、実はほとんど素組みの72レシプロ機がいくつかありますので今回はそれも掲載します。
アカデミー1/72 スピットファイアMk.14
エンジンカウルの形状やプロペラブレードの大きさに問題があるキットですが、今見ても精緻なモールドは素晴らしいです。
アカデミー1/72 スピットファイアMk.14
前述の問題はそのままに製作していますが、キットのデカールは使い物にならないのでマイクロスケールを使用しました。ただしラウンデルの赤がえんじ色なのには閉口しました。
フジミ1/72 一式戦闘機 隼1型
当時72隼1型のまともなキットが無く、やっとリサーチの行き届いたキットが出たと喜んだ記憶があります。
フジミ1/72 一式戦闘機 隼1型
キットのデカールを使用しましたが案の定日の丸も白線も透けてしまい、見栄えの悪い作品となりました。
ハセガワ1/72 三式戦闘機 飛燕1型丙
今の目で見ればあっさりとした出来ですが、きれいなモールドと組みやすさでハセガワの古き良きキットだと思います。
ハセガワ1/72 三式戦闘機 飛燕1型丙
デカールは別売りのハセガワデカールで、ハセガワのキット付属のものとは違いシルクスクリーン印刷で透ける事はありませんでしたが、古いデカールなので白が少し黄ばんでいます。
主翼上面の白フチ付き日の丸は私の間違いで、本当はフチ無しです。
ハセガワ1/72 零式艦上戦闘機52型
当時は72の零戦は古いハセガワと1/75を無理やり1/72として出していた旧LS(現アリイ)しか無く待望の製品でした。
ハセガワ1/72 零式艦上戦闘機52型
機体番号や注意書きはキットのデカールですが、日の丸や識別帯、フラップ上面のウォークウェイは塗装仕上げです。
フジミ1/72 ファントムFG.1
モールドやパーツの出来栄えは今の目でみても充分な仕上がりですが、機体のデッサンには少し問題があり、当時のフジミならではの組み立てにくさもあり色々と手こずりました。
フジミ1/72 ファントムFG.1
キットのデカールはフィルムが硬くてしかもマット仕上げなので、このダークグレイ塗装だとシルバリング間違いなし。そこでキット発売と同時期に出ていたスーパースケールのデカールを使用しています。
10月の作者:上岡さん
今回は海上自衛隊シリーズとします。護衛艦は呉基地に在籍して、私がCIC勤務をしていた艦を制作しました。ただし、「むらくも改造後」と「ひえい」及び「くろしお」には乗艦しておりません。ニチモの1/200を主に使用しています。飛行機は全て1/72で統一して制作しています。
護衛艦むらくも(就役時)
護衛艦むらくも(就役時前部)
護衛艦むらくも(改造後)
護衛艦むらくも(改造後・後部)
護衛艦あさひ 1/350
護衛艦ありあけ 1/350
護衛艦ひえい(上空から)
護衛艦ひえい(近影)
護衛艦ひえい(艦橋構造物)
潜水艦くろしお
SNB
PV-2
S2F-U
T-5
TC-90
P2J
UF-XS
P3C-UD
U-36A
松山城
9月の作者:SWIFTさん
早いものでこの一人展示室も四巡目。近作をメインにいくつか選んでみました。
3Dプリント 1/72 ロッキード・マーティン X-59 QueSST
3Dプリント 1/72 ロッキード・マーティン X-59 QueSST
3Dプリント 1/72 ロッキード・マーティン X-59 QueSST
3Dプリント 1/72 ロッキード・マーティン X-59 QueSST
昨年まだ67歳の若さで急逝されてしまった鳥山明氏。そのポップにして精細なタッチはデビュー当時から際立っていましたが、なかでも趣味のミリタリー、車関係をベースにしたメカ類のイラストはひときわ魅力的で、モデラーとしてもタミヤ人形改造コンテストに入賞したりと、同じモデラーとして勝手に親近感を抱いていただけに、そのあまりにも突然の訃報にはしばらく呆然としてしまいました。暫くして「モデラーとして追悼の意を表すには、鳥山作品のキットを製作して振り返る事ではないか?」と考え、関連キットを製作してみました。
1/9 LISA(リーザ)無限軌道の会
バンダイ ファンタジードラゴン
バンダイ はいようムスタング
バンダイ わいわいワーゲン
バンダイ ほよよカーチス
バンダイ ロビーアラレ
バンプレスト Dr.スランプ ミュージアムコレクション3 (アラレ&ヒコーキ)
バンダイ ブルマのバイク№19
8月の作者:大政 英則さん
エ!「一人展示室」もう3回目が廻ってきたの!私がした開口一番の返事がこれでした。歳月の流れは早いことを思い知らされた今日この頃です。
確か前回はP-51を並べたような・・・。今回はP-47といきますか。「サンダーボルト」も私にとって思い入れの強い機体なのです。その昔(ムカシなのかァ?)タミヤより発売され、狂喜乱舞した思い出があります。このキット、今でもベストキットだと思っています。
ということで、今回はP-47「サンダーボルト」を並べることにします。個々の作品説明は前回同様にナシということで、その善し悪しは作品が語ってくれるかと思います。
7月の作者:藤岡 正さん
一人展示室のコーナーも4回り目になりました。会長の藤岡です。このコーナーも今年で5年目ですね。ではまずは飛行機から。
1930年代、大戦間の平和な時代、アメリカではエアレースが盛んでした。そんな当時のクラシックレーサーを数多く出していたプラモメーカーがありました。ウィリアムブラザースと言います。もういまはないこのメーカーのエアレーサー、ほぼすべて作ったのでご覧下さい。全部1/32です。
最後にこれらのレーサーが一堂に会した193x年のトンプソン杯の風景です。
次はバイクです。今回は公道最速のバイク、スーパースポーツマシンとその先にある究極のバイク、MotoGPレーサーを作り比べてみました。すべてタミヤの1/12です。
続いて艦船です。昔の大物ニチモ1/200のあまつかぜをメインに護衛艦を並べました。
最後は特撮。昨年はゴジラ70周年ででしたが、実は最大のライバルのキングギドラ60周年でもありました。模型としてもボリューミーなこいつに挑戦しました。特に浅井造型の初代キングギドラは全高60cm近い大物で、村のディオラマ風ベースを付けた力作です。
6月の作者:ウツノミヤさん
2023年に入会したウツノミヤと申します。初めて展示室の担当となりました。以後、よろしくお願いします。
既に還暦を過ぎた年寄りですが、ブランクが長くて再開してからはまだ数年とまだまだ初心者です。大戦後から現代までの戦車をメインに作っています。モットーは「質より量」。1/35で世界の戦車を集めるのが夢です。
では、ブランク後に作った戦車を紹介します。
マルダーIII タミヤ 1/35
10式戦車 タミヤ 1/35
Strv.103B トランペッター 1/35
T-72 M1 タミヤ 1/35
レオパルト2A6 タミヤ 1/35
KF51パンター アミュージングホビー 1/35
PL-01 タコム 1/35
VT-1 2 タコム 1/35
AMX-30 B2 BRENNUS タイガーモデル 1/35
AMX-13/75 w/SS-11 ATGM タコム 1/35
以上、ちょうど10両を紹介しました。塗装の腕前は一向に上がりませんが、組み立ては少し速くなった気がします。フィギュアやジオラマにも挑戦したいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。
5月の作者:Kenji Yamashitaさん
4月の作者:杉山 英孝さん
2024年の展示会に出品した艦上機です。艦上機は航空母艦で運用する機体の総称ですが、陸上機にはない様々な制約を設計に盛り込むため、設計者の腕の見せ所でもあります。
九六式艦上戦闘機 1/72 フジミ
零式艦上戦闘機 1/72 タミヤ
九七式艦上攻撃機 1/72 ハセガワ
九七式艦上攻撃機(翼折り畳み時) 1/72 AIRFIX
九九式艦上爆撃機 1/72 フジミ
艦上爆撃機 彗星 1/72 AZmodel
艦上攻撃機 天山 1/72 フジミ
艦上攻撃機 流星 1/72 フジミ
F3F-1 フライングバレル 1/72 MPM
F4F-4 ワイルドキャット 1/72 AIRFIX
XF5F-1 スカイロケット 1/72 MPM
F6F-3/5 ヘルキャット 1/72 ハセガワ
F7F タイガーキャット 1/72 MONOGRAM
F8F ベアキャット 1/72 MONOGRAM
F4U コルセア 1/72 タミヤ
SBD-3 ドーントレス 1/72 ハセガワ
TBM-1C アベンジャー 1/72 ハセガワ
SB2C-4 ヘルダイバー 1/72 Academy
シーファイア Mk.46 1/72 SpecialHobby
ソードフィッシュMk.1 1/72 AIRFIX
ソードフィッシュMk.1(翼折り畳み時) 1/72 AIRFIX
バラクーダMk.Ⅱ 1/72 MPM
3月の作者:井上 次郎さん
井上次郎です。3回目の投稿となりますが、今回は田宮1/12のホンダF-1、ドカティMHR、ヤードレーマクラーレンだけだったので、これまで作った1/12ビッグスケールを並べた写真も撮ってみました。昨年度末からフェラーリ312Bに取り掛かっていますので、こちらも途中ですがアップいたします。この後ゴールドリーフやら72Dやらのロータス車が控えているので早く完成させたいです。
ホンダF-1
ホンダF-1
マトラとホンダ
ヤードレーマクラーレン
ヤードレーとドカMHR
フェラーリ312B
フェラーリエンジン
2月の作者:97mの毛糸さん
97mの毛糸と申します。動く模型や一発ネタなど「楽しい模型」をモットーに製作しています。最近忙しく作品が少なかったので未公開の過去作も引っ張り出しました(笑)。
AT-6 テキサン ヴァージニア・ロバートソン機 リベリオン公演仕様 童友社 1/72
実物大ジニー魔導針 フルスクラッチ
実物大ジニー魔導針 フルスクラッチ
E-75 ビエラフースラー128mm砲 ロケットモデルズ 1/72
震電 ハセガワ 1/48&1/72
以下過去作品
戦艦「武蔵」 フジミ 1/700
戦艦「金剛」 アオシマ 1/350
戦艦「テルピッツ」 タミヤ 1/350
戦艦「ローマ」 トランペッター 1/350
空母「赤城」 ハセガワ 1/350
原子力ミサイル巡洋艦「キーロフ」 ピットロード 1/700
重航空巡洋艦「クズネツォフ」 ピットロード 1/700
戦艦「大和」 アリイ(マイクロエース) 1/250
1月の作者:西瓜さん
前回の個人テーマが「アメリカンレトロフューチャー」でしたので(2023年6月担当)今回のテーマは「華麗なる英国スタイル」とでもしましょうか。素直に「華麗」っての少ないんですが。
747-400 ブリティッシュエアウェイズBOACカラー
所謂、スペシャルマーキングな機材でブリティッシュエアウェイズの前身の一つBOAC(英国海外航空)のマーキングを纏ったもので、日本でも海外旅行が、夢物語からJALパックで手が届き始めた頃の言わば旧き良き時代のBOACとして最後の装い再び、なものでした。
製作当時はハセガワの1/200政府専用機747-400が簡単に手に入りしかも安価だったのでこれをベースに製作しましたが、政府専用機のエンジン=GEのCF6エンジンに対して、ブリティッシュエアウェイズの747は英国の意地?で「華麗」なロールスロイスのRB211エンジンを搭載=エンジンナセルとかノズルが全く違うということになるので、仕方なくちくちく資料集めて改造してパイロンにぶら下げました。(RB211装備のカンタス航空の747キットが手に入れば要らぬ苦労なんですけど手に入りませんでした)。デカールは、2000年頃までスペシャルマーキングデカールは沢山出ていたのですが、今では望むべくもないので自作デカールと塗装で対応するしかありませんでした。
コロナさえなければ、当時「華麗」に現役で飛んでいた機材ですし、ブリティッシュエアウェイズはじめまだまだ747-400を飛ばす気でいた各社の747-400が、4発エンジンであること自体が罪 だと言わんばかりにコロナによる情勢変化と方針転換によって石もて砂漠に追われた姿は悲しいなあ、、。
ドーセットシャー
平時の英国海軍は海外植民地&領土の維持の為、大小の軍艦を世界中にバラ撒いていましたが、その中で条約型重巡洋艦は最大級の存在で長期行動のために高い船バタを持ち、狼が吠えつくようながっついた戦闘力より航海能力を優先した設計でした。そして文字通りその上に防暑用の白色塗粧を纏ったもの。となります。英国人曰く、足柄さんを見て「飢えた狼の様に精悍で軍艦てのはこういうものじゃないか。俺達の巡洋艦はコレに比べたらホテルだ」とかいう事を言ったそうですが、ホテルというのもむべなるかなという、高く長い船体は日本の軍艦とは全く違う美意識ですね(まあ英国人の曰くなので当然二重三重の「華麗」な含みがあったのですが)。
ランカストリア
本当に苦労したのは資料の収集でしたが、二次大戦中連合国側最大の人数的損害を出した悪い意味でそれなりに有名な船なので、なんとかWL=1/700に耐える資料は集められました。
造形として個人的に好きな「船橋分離式船型」で、同船型の船として一番有名だろう船なのでチョイスしました(日本では珍しい船型なのですが、欧州では普通にあった船型です)。それには欧州らしい事情が有って、船長や航海士などの士官が船橋の構造物に居住するが、一般の船員は船倉蓋で隔てられた後部の構造物や船体に居住するという「欧州の身分差別」が目に見える形になったもので、「華麗」ならぬ「過隷」な事情が有りました。要するに叛乱が怖い士官が、構造的に独立した船橋に立て籠もる事態が想定されていたんですね。
シャノン
造形としては全身これ火砲といった強烈な見た目がイチオシ。コンセプト的には同時代のロードネルソン級準ド級戦艦等と通底したもので、主砲塔は前後に1基ずつのダブルエンダー配置だが、舷側に6インチ級の副砲ではなく、8インチ級の中間砲をたらふく積み全身これ火砲=全身これ弾薬庫と見える外見がスゴイwこれが一斉に発射されれば宮崎駿の名探偵ホームズの大戦艦もかくやという強烈な斉発だったでしょう。
しかしながら全身これ火薬庫に見えるがそうでもなく、実は「華麗」に斜め下でもっと悪い、というか怖ろしいものなのです。艦舷側部に5基ずつ並ぶ中間砲塔直下に各々の弾薬庫は無いらしく、直下にあるのは弾薬運搬通路であって何処にあるかは不明なのですが(多分、前後艦橋構造物付近の両舷側船底と推定。中央部は機関区画が大きな体積を占める)弾薬庫から揚げた弾薬は、せいぜい火薬缶に入れた程度の申し訳程度の防炎対策で、上記弾薬運搬通路を横方向に各中間砲塔直下へと移動し、さらに砲側へもう一度上へ上げるという給弾方式で、戦闘たけなわになると給弾作業中の弾薬が弾薬運搬通路の中に滞留すること必至の危険で怖ろしい方式だったようです。
